スポーツ誌引用!

紺野あさ美が涙の卒業!今後は大学入学目指します!
ラストステージを元気に歌い踊った紺野あさ美。今後は勉学という第2ステージで精いっぱい表現する
モーニング娘。紺野あさ美(19)が23日、東京・代々木第一体育館で行われたハロー!プロジェクト夏ツアーの最終公演でモー娘。を卒業し、芸能界から引退した。5期メンバーとしっかり抱き合い、涙で顔をくしゃくしゃにしながら別れを告げた。「私には夢があります。憧れの職業をめざして、大学受験します。後悔はないです」。赤点スピリッツを体現したド根性娘、こんこんの笑顔はファンの心にいつまでも残るはずだ。



この10人のメンバーでは最後のコンサートとなったモーニング娘。紺野(左から5人目)に続き、8月いっぱいで小川麻琴(同4人目)も卒業する=東京・代々木第一体育館(撮影・今井正人
こんこんコールが鳴り止まない。1万1000人の会場が紺野の大好きなピンクのサイリュームで染まった。その光景をしっかりと目に焼きつけながら、ゆっくりと手紙を読み始めた。

「元気をもらったファンのみなさん、いつも一緒に乗り越えてきたメンバー、赤点で入った私を育ててくれたつんく♂さん、スタッフのみなさん、本当にお世話になりました」

涙で顔はくしゃくしゃだ。平成13年8月の5期オーディションで、プロデューサー、つんく♂(37)から「ダンス、歌、演技ともに赤点だけど、劣等性こそロックしてる。可能性とインスピレーションに賭けたい」と見初められ合格。高橋愛(19)、小川麻琴(18)、新垣里沙(17)とともに2万5827人から選ばれた。

以来、おっとりとした性格ながら持ち前のド根性で努力を続け、誰よりも成長した。フットサルでは一番危険なポジションのGKを体当たりで務め、毎試合感動を巻き起こした。その5年間の芸能生活で得た経験を、今後の人生に思いっきりぶつける。

紺野は会見で「22、23歳になった時、こうなっていたいという夢があるんです。希望校も自分の心の中にあります。合格は来年になるか再来年になるか分からないけど、頑張ります」と誓い、「憧れの職業は今言うと『高望み過ぎるぞ!!』と言われそうで秘密です。ただ、今までの根性や経験は絶対生きると思う。たとえ、大学受験に失敗しても経験は無駄にならないはず。モーニング娘。の卒業に後悔はないです」と言い切った。

ステージでは8月いっぱいで卒業する小川とともに、メンバー1人ひとりと抱擁し、最後の別れを惜しんだ。特に5期メンバー4人とは手をつないで何度も何度もファンの声援に応えた。

中学時代は学校で1、2位を争う秀才だった紺野。まずは8月9、10日の高卒認定試験(旧大検)の合格をめざす。一方のモー娘。は紺野と小川の卒業で8人になるため、今月中に8期メンバーの募集を行う。


右足をギプスで固定するという痛々しい姿でステージに上がった辻希美。ただ、表情は元気そうでファンを安心させた
★「足以外はピンピン」辻希美が元気にアピール!
前日の公演でステージから1.8メートル下に転落し、右足首を捻挫したW(ダブルユー)辻希美(19)が、松葉杖ながら元気な姿を見せてファンを安心させた。

2曲目が終わった後、ヘソ出しルックのステージ衣装で登場し、「みなさん、こんばんはー。きのうのステージで足をけがしてしまいました。大変心配をお掛けしてすいません」と一礼。「こんこん(紺野あさ美)とまこと(小川麻琴)の最後のコンサートなのに歌って踊ることはできませんが、気持ちはみんなとステージにいるよ。足以外はすっごくピンピンしています」と元気いっぱいにアピールした。

辻は右足関節三角じん帯損傷で全治3週間と診断され、8月1日から東京・新宿コマ劇場で上演されるミュージカル「リボンの騎士」の7、8、17、18、21、22日の各公演に出演予定だったが、今のところ出演できるかどうか微妙だ。また、この日のステージは転落防止の柵が設けられた。


また、募集を行うのかあ〜。